DR-Z400SMバッテリー上がり~その8【完結】

オルタネータの巻き線がコアとショートしまっているので交換です.レギュレータ・レクチファイアもケーブルをちぎってしまったのとダメージを受けている可能性があるため交換します.

新品のオルタネータは巻き線もきれいでインシュロックタイも白いです.メーカー純正品を購入しました.

ガスケットも新品に交換しました.

レギュレータ・レクチファイヤも交換です.ダイオードの記号を向かい合わせてSのマークで囲っているのは,新電元工業株式会社のマークです.

引きちぎってしまったコネクタも補修します.端子はちぎれて酸化しており,樹脂は溶けてしまっていたので再利用はできません.調べたところ古河電工の090型というコネクタのようで,Amazonで購入できました.

エンジンオイルを入れます.いつもはバイク屋さんのオイルリザーブでオイル交換しているのですが,今回はオイルもAmazonで購入しました.カストロールのPOWER1です.

さていよいよ動作確認です.エンジンは問題なくかかりました.ニュートラルランプがいつもより明るいような気がします.バッテリー端子の電圧は14.20Vで,しっかり充電しています.

まとまった作業時間が確保できず,修理が終わるまでに1か月くらいかかってしまいましたが,自分で原因を探して修理するというのは楽しいですね.

大丈夫だとは思いますが,しばらくは様子を見ながら乗ってみます.

DR-Z400SMバッテリー上がり~その7

取り外したステーターコイルのチェックをしてみます.見た目では断線・ショートはよくわかりませんが,配線を留めるインシュロックタイが劣化によってちぎれ,外れていました.オイルによる劣化か,熱による劣化かは判断できませんが,黒く変色していたため熱によって劣化したものと思われます.

コネクタの端子のところで導通を確認したところ,三相のコイルに断線はありませんでした.しかし,中央のコアとも導通があり,巻き線のどこかと短絡しているようです.

新品のステーターコイルで導通確認をしましたが,当然,コアと巻き線の間に導通はありません.

ステーターコイルとコアの短絡が発生,コイルの起電力によりシャーシとレギュレーターのGNDを経路とする電流が流れ,比較的抵抗値が高いコネクタ端子が発熱し樹脂溶解,というような過程で故障したのではないかと推測しています.

DR-Z400SMバッテリー上がり~その6

オルタネーターの確認のため,エンジン左側面のマグネトーカバーを開けます.まずはエンジンオイルを抜きます.DR-Z400SMはドライサンプ方式でドレンボルトは2か所です.一つはエンジン底面に,もう一つはフレームの前面にあります.

オイル容量は1.7Lとのことなので,廃油処理箱は2.5Lのものを準備しました.エーモンのポイパック,Amazon.co.jp限定品です.

エンジンオイルを抜き,スタータアイドルギア・カバーの取り外しです.

プラスねじで3か所締められているのですが,相当固く締められていて,1本ねじを舐めてしまいそうになりました.

マグネトーカバーを取り外す前に,オルタネーターのコネクタを外しておく必要があります.接続先は2か所で,1か所はレギュレーター,もう1か所はシート下のCDIユニットです.配線を引きずり出し,マグネトーカバーを外す際に引っかからないようにしておきます.

マグネトーカバーを外します.ボルトは8か所で,長いものと短いものがあるので,取り付ける際に間違わないように覚えておかなければいけません.

オルタネーターの外観は,茶色くなっているところや黒ずんでいるところがありましたが,見た目では大きな損傷は見られません.取り外して単体確認してみます.

DR-Z400SMバッテリー上がり~その5

レギュレータ・レクチファイヤの出力コネクタが外れたので,電圧を見てみます.なんとアイドリング状態で約2Vくらいしかありません.この状態で,オルタネーターの各相間電圧を確認してみます.端子側にテスターを当てると端子が開いてしまい,接触不良が起こる可能性があります.ということでケーブル側からテスターを当てます.電圧は,3.3V-2.5V-3.6Vというように全然出ていません.

レギュレータ・レクチファイヤを外して電圧を確認すると,約26V-27V-8.6Vと,1相だけ電圧が低いです.エンジンを止めて,各相が断線していないか改めて確認です.抵抗値は,0.3Ω-0.4Ω-0.3Ωと,断線はしていないようです.

フレームと各端子の導通を確認してみるとほぼゼロΩで,内部でグランドと短絡しているようです.オルタネーターとフレームグランドとの間は絶縁されていなければなりません.

オルタネーターとフレームグランドが短絡,レギュレータ・レクチファイヤ出力のグランド側に過電流が流れて端子が溶着,という故障の流れでしょうか.

カバーを開けて,オルタネーターの確認が必要なようです.

DR-Z400SMバッテリー上がり~その4

レギュレーターの故障かどうかを確認するため,レギュレータ・レクチファイヤのコネクタを外そうとしたのですが,どうやっても外れません.長時間やっていると指が痛くなってきます.コネクタのツメは一か所で,ほかに引っかかっている場所はないはずです.

「シリコーンスプレーを吹き付けてグリグリすると良いよ.」とのアドバイスをもらったので,KUREシリコンスプレーを吹き付けてグリグリグリグリし続けたのですが,一向に外れる気配はありません.コネクタのオスメスをそれぞれラジオペンチではさみ,こじってみてもダメ.

時間が経ってイライラしてしまい,ついついケーブルをつかんでグイっと引っ張ったら,コンタクトが外れブチブチッと断線してしまいました・・・.

抜けてしまったマイナス側の端子を確認してみると,酸化してしまって黒ずんでいるようです.

コネクタのスキマにマイナスドライバーをこじ入れ,グイっとあおってみたら,パキッという音とともに外れました.

マイナス側端子周辺の樹脂が溶着してしまっていたようで,これでは外れにくいはずです.

端子の接触不良で抵抗値が上がり発熱してしまったのか,回路全体に過電流が流れ,相対的に抵抗値が高いコネクタ部分で発熱してしまったのか,現時点では判断が難しいところです.

結果的にレギュレータ・レクチファイヤの出力端子をテスターで当たれるようになったので,次は出力電圧を確認してみます.

DR-Z400SMバッテリー上がり~その3

レギュレーター単体の故障診断については,入出力の電圧を確認する必要があり,入力はAC波形であるため,手持ちのテスターだけではちょっと難しいです.オルタネーターの故障か,レギュレーターの故障か,どちらであるかと考えると,やはり能動部品であるレギュレーターのほうが怪しいと思えます.

Webikeの純正部品検索で,DR-Z400SMのレギュレーターを調べたところ,型番は「32800-29F00」,見積もり価格は10,065円(2021/09/22時点)です.

安くはないのでしっかり調べてから購入したいところですが,ツールがそろっておらず,これ以上は確認できないので購入手配をしてみます.

DR-Z400SMバッテリー上がり~その2

バッテリーを充電器につなげてみると過放電状態,テスターで電圧を確認したところ,約10.5Vでした.交換時のケーブル締め付けが不十分だったのかと思ったのですが,放電しているということはちゃんとつながっていたであろうということで,レギュレーターを疑ってみました.

元のバッテリーを再充電し,エンジン動作時の電圧を見てみました.

キーオフ時は12.55V

エンジン動作時は12.05V

GSユアサのウェブサイトによれば,一般的な充電電圧は13.5~15Vとのこと.やはりレギュレーター故障の可能性が高いようです.

DR-Z400SMバッテリー上がり~その1

4~5年使ったバッテリーが頻繁に上がってしまうので,AmazonにてTAIWAN YUASA製のバッテリー・YT7B-BSを購入しました.

新バッテリーを取り付けてちょっと走りに出かけ,帰り道でデジタルメーターを見たところいつの間にか全消灯,何も表示されていません.

(これはバッテリーに何か問題が!?)

と思いつつも,エンジンはかかっているので何とか家まで帰ろうとそのまま走っていると,回転数を上げるとガス欠のような,点火不良のような挙動を示すようになりました.

回転数を上げずにそーっと走っていましたが,定常回転数でもエンジンがプスプスいうように.そしてしばらくすると,とうとうエンジン停止.

家まであと残り約2.5kmの地点.バイクを押してなんとかたどり着きました.

オランダせんべい

実家から送られてきた荷物の中にオランダせんべいが入っていた。北海道の根室で作られているおやつである。
小麦粉が原料で、ほのかに甘く、歯応えがあってしなしなした食感。乾いたパンケーキの様な感じである。
表面にはたくさんのくぼみがあり、ベルギーワッフルのようなのだが、名前はオランダせんべいなのである。
なぜか子供たちにはウケが良く、美味しそうに食べている。

オランダせんべい